旅を終えて判ったこと。
今年は「動画づくりの年」としてYouTubeを頑張ってみたけど
この1年の終わりには、YouTuberを目ざす気力は、もう無くなった。敗北宣言。
その理由をじっくり解説していきます
1、増えない視聴者と無収益
昨年は、急激に登録者数がふえた時期があって、このままいけばユーチューバーになれるかも?と調子に乗った時期があった。
しかしその後はのびなやみ、12月12日時点で306人。1000人にはほど遠い。
もし仮に1000人を超え収益化できたとしても、収益は本当にスズメのナミダだ。
2、どれも人気が無い 芽が出ない
今年の2月ごろは、どれが人気が出るかと実験的にいろんなタイプの動画を作っていた。
多少実用的な動画もあれば
雰囲気のいい動画も作れば、
ラジカルなあたおかなど。
しかしいま振り返ると、日の目を見ないのは世間のニーズにマッチしてないからだ。自己満足で終わってしまう。
3、いやがらせの低評価問題
これはめちゃくちゃつらかった。足を洗う一番の決定打だと思う。
いろんな実験動画を作ってるうちに、一部の悪質なグループから、低評価の一斉砲火を受ける。変なコメントや不愉快なコメントもいろいろ来た。
その顛末はここを読んでいただきたいが
https://tabi1.com/youtuber-202103
もっとも私だけでなく、多くのユーチューバーや芸能人も低評価問題に悩まされているようで、つい最近になって低評価が出なくなったシステムになったものの、集中砲火のあまりのむなくそ悪さに、もうすっかりやる気をなくしたのだった
4、素質が無い。才能の無さに気づいた
旅先でいざカメラを向けて話すと、自分でもびっくりするぐらい口下手である。
アドリブで話そうとすると「ウー、アウッ、・・・アウッ」などとつっかえてしまう
いつでもハイテンションで「うおおお」なんてできればいいが、旅とUberEatsとキャンプ生活とブログづくりなどとマルチタスクだと、想像以上に忙しすぎてそれどころじゃないことに気づいた。
疲れてるときや、ごきげんななめのときはブスッとした暗い不機嫌な表情の時もあり、それじゃとても人様に見せられない。
「そういうのをミソもクソもすべてさらけ出すのがいいんだよ」と言われそうだけど、そんなのは自分自身が見たくないし。かまねでけろ。
5、裏方作業の複雑さと労力
そして、裏方作業として動画の編集処理するのも時間もかかる。
とはいえ動画の編集は大変だけど、割と楽しい。さしずめプラモデル感覚。
でも、物事には優先順序がある以上、現代を生きる上でお金にならないことに力を注いでもしょうがない。
「楽しいけどお金にならない事」は、遊びや趣味としてやるぐらいに留めるのがいちばん精神的によい。
6、プライバシーの問題
街中の雑踏を撮る場合または撮影中に他人が映り込んだ場合、どこまで対処するか?
昭和や平成初期のテレビを見て育った人間としては、他人が映ろうが構うことなかったが、いまとなっては気にしないとなので、無駄に疲れる。
そして今回の日本一周で、テントを張る場所なんかも、いつもキャンプ場とは限らず、私有地なのか共有地なのかわからないグレーゾーンが多い。
となると、日本国内だと、ほとんど撮れなくなってしまう。
まあ、なかにはそういうのを一切合切無視してあたり構わず撮りまくるブルドーザーのようなユーチューバーもいると思うが、自分としては、日本国内では、そこまでやる図太さや労力もない
7、YouTubeの改悪
以前は、1000人以下の無収益のチャンネルには、CMは流れなかった
しかしその後はすべての動画にCMが流れるようになり、そして自分の動画を確認するのにもいちいちCMを見なきゃならなず、まぢうざったい。理由としてそれもでかい。
まあ、運営側も莫大な維持コストを考えれば、無料で見させるためには、仕方ないのだろうけど。
8、動画酔い
YouTube用の動画をアップしようと、撮った動画を少し見ただけで、
動画酔いしてしまうこの軟弱ぶり。
だめだ。GoProのハイパースムースで撮ってるのに、それでも気持ち悪い。
たびいちはあらためて
ユーチューバーには向いてないのお~
そこで、ユーチューバーの道を潔くスパッと捨てて、代わりに力を注ぐようになったのが、電子書籍である
たびいち放送局は死ぬまで不滅です!
ひとりでテレビ番組並みの内容を作るのは無理だと知った。
それはテレビの撮影だったら、企画するプロデューサーがいて、ディレクターがいて、カメラマンがいて、レポーターがいて・・となるが、それを全部一人でやらないといけない。
とはいえ、たびいち放送局を畳むつもりは100%ないし、自分のペースで一生やっていきたいので、ご心配なく。
たびいち放送局は死ぬまで不滅です。公開している動画はまぎれもない資産だし、動画が見れなくなったら困る人もたくさん出てくるので。
万年低浮上でも自分のペースで気休め、気まぐれで動画は作り続けます。
そこで今後はどういうものを撮るかと言えば、群衆的な行動に興味が無いので、観光地もツーリングスポットも興味ない。働きながら旅することしかない。
代わりに配達シーンを撮ってみたものの、反応も少ない。こういう地味な動画だと、大方の人にとっては門外漢なので、再生回数が低い。
となれば、やっぱり海外だね。コロナが落ち着いて世界に行けるようになったら、いろんなものを撮りたい
でも、カメラを盗まれたり強奪されたりするおそれもあるから、それもまためんどいな。