日本一周17日目 陸前高田・矢巾 二人の旅人の出会い

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9月30日

天気:くもり
6:15ごろ起床。 7:30出発
気が付けば誕生日だ。岩手県の道の駅のテントで迎える朝
おもえば、誕生日はいろんな国で迎えてきた

そして、陸前高田の奇跡の一本松にいる

生誕日の抱負をいうならば、奇跡の一本松のように、しぶとく力強く生きてきたいと思う。
コロナに負けず、どんどん旅をするぞ!限られた人生、やりたい放題に生きるぞー

当時の陸前高田市の記事

陸前高田市
ここは自分の見た被災地の中でも、もっとも被害の激しかった町だった
南三陸では警察やボランティア、見物人の姿が見られたが、ここ陸前高田では、がれきは撤去されたのか、全く何もない。人の姿も見られない。

見わたす限り、廃墟と化したいくつかの建物以外は本当に何もなく、原爆が落とされたような光景に、声を失う。

2011年7月。街が消滅。

そして10年ぶりに来た陸前高田は、道の駅周辺は何もない所が、あまりかわってない。

2011年7月。高田松原の道の駅付近。そばにはがれきのみ。

2021年9月。残された道の駅。

がれきはなく道路も整備されたが、重い空とあって、気仙沼に比べるとあまり変わってない。

新しい街や住宅は、2㎞ぐらい奥の高台に移っていった。

高田松原の道の駅のとなりには、だだっ広い復興祈念公園として新しく生まれ変わり、津波伝承館ができたので入る。

石巻の祈念公園と同じく、公園は来世の極楽浄土のような景色が広がり、ルンバのようなロボット芝刈り機がこまごましく動いている。まるで死後の世界の夢を見てるかのような景色だった

しばらくして伝承館に、ライダージャケット姿の白人が入ってきた。これはめずらしい。外に出ると、山口ナンバーのAナンバーのBMWのスポーツタイプのバイクがあった。ということは彼は岩国基地の米軍人だろう。

このとき英語の話せる女性スタッフが付きっ切りで案内していたので、話しかけるタイミングが難しい。

あきらめかけた頃、こちらから彼に英語で声をかけた。

DSC_0047

彼の名はダニエル。米軍所属で、休暇はなんと1か月ももらえるらしい。といえ30日だけで日本一周するのは難しく、北海道はたったの5日で回ったとか。それでも宗谷岬や納沙布岬も行っており、北海道の某ほにゃららラインをに00キロでかっ飛ばしたらしい。さすが米兵だ。

この震災館では、津波の遺品や、当時の津波の悲惨な映像が出てくる。感想を聞くと、「心が痛んだ」という。

旅先ではどこに泊まるのかと聞くと、某・アハホテルに泊まるのだという。米軍人だと優待されるのだろうか。

「四国のカルストも良かった」と言っていた

「Vストロームも好きだ」と言ってくれて、いつかはBMWのGSを買いたいと、アドベンチャーバイクも好きだそうだ。

私が「UberEatsで日本一周したあとは、このV-Stromでユーラシア、アフリカに行くんだ」というと、さすがのダニエルも心から驚いていた。

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インドの旅。日本の旅。

そんな出会いもあって、陸前高田を出たのが11時40ぐらいになってしまった。だけど15時までには盛岡郊外の矢巾町に着きたい。陸前高田のあと、釜石にも少し寄って矢巾町となると、釜石道の無料高速を使っても4時間はかかると思う

下道だと、あちこち止まって写真を撮ったりで時間を食うので、無料区間が終わる東和インターまでいっきに疾走。

その後もGooglemapのナビのおかげで快適な田舎道がつづいたので、予定よりも早い14時半に矢巾町役場についた。

旅バイクで町役場というのは、なんともシュールだけど、矢巾町営キャンプ場の手続きをするのだ。2Fの観光課のおねいさんも親切だ。入浴割引のクーポン券付き。矢巾町の旅人welcomeな雰囲気が気に入った。

長らくコロナゼロを誇っていた岩手県は、今も新規感染者はほとんど少なく、人との距離も充分保ててるのに、屋外のマスク着用率はかなりのものだ。

キャンプ場についた。森に囲まれた岩手県らしいキャンプ地の雰囲気。民家も近い。

しばらくすると、なんとジクサーがやってきた。

私が2019年にインドを旅した時と同じバイクではないか!!

わがインド時代の旅バイクと、日本一周時代の旅バイクが並んだ

なので、思わずこちらから話しかけてしまう。そのジクサーの彼は大阪からやってきて、有給を使って東北・北海道をまわるのだという。

ダニエルといい、ジクサーさんといい、この日は2人の旅人に出会えた

インドで苦楽を共にしてきたジクサーがなつかしいのと、彼自身の独特の装備があるので、ジクサー話に夢中になってしまう。ジクサーさんもいろいろ聞いてくれたようだ

彼の場合はゆっくりした走りなので、燃費もリッター45キロか50キロ近く行くそうだ。かたや自分の場合は、エンジンのコンディションも悪かったのか、普段30で、よくて35キロ。エンジンが白煙履くころには26キロまで落ちた。

ジクサーさんは小さな焚き火台のようなものを持ってきたが、でもホルモン焼きがあまり焼けてなかった様子

買出しに行けなかったのでいつも通りの質素な食事だけど、ジクサーさんと一緒に食べる夕食は格別だ。

そのご、ジクサーさんと矢巾町国民保養センターの南昌の湯に400円で入浴できて、ひさびさに体も洗えて、すばらしい誕生日になった

朝 コーヒー ごかぼ 和菓子カステラ ロミーナ(洋風煎餅)

夜 スパゲティ
宿 矢巾町営キャンプ場
走行 202km

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