野宿の翌日は豪華VIPスイートルーム!旅はローラーコースター 

インド2019
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これぞ、大貧民から大富豪?

4月23日

6時ごろ起きる。コヒマはインドの極東なのでこの時間から明るい。きのうとは打って変わって天気が良く、景色がとてもきれいだ。寝なおし、8時ごろ起きる。

同室は男祭りでまたうるさいので、そそくさと街へ出かける。ベーカリーで朝食。

部屋に戻り、荷物をまとめ、11時ごろ出発。ディマプルに下る前に、気になったところに寄っていく。その間オイル交換をした。かかったのはオイル代だけだった。良心的。コヒマの町に戻り、いろいろ写真を撮るうちにどんどん時間が過ぎていく。

そのため、はやくディマプルに着きたいので、追い越しながらダートを爆走してると、いきなりスマホホルダーが、あまりの悪路の激しい振動によって、ねじが外れてぶっ飛んでしまった

すぐさま単車を止め、ライトを照らして探すも、ぶっ飛んだホルダーは、あっという間に後続車らによって砕け散ってしまった・・・。

たしかに、ダートが続くのがわかってるのに、増し締めを怠ったのが原因。壊れてしまった理由も納得。

しかし、コヒマからディマプルの道は、頭に来るほどひどすぎる。おかげで金が無駄になったし、明日スマホホルダーを探して買いなおす手間もかかる。

まあ、日本帰ったらアマゾンで同じもの買えばいいし、つぎからは増し締めを徹底すればいい。

ディマプルの町の郊外に入り、赤くKUCと怪しく光るビルを発見。見ると、なんと韓国料理の店だった

砂埃まみれのどうしようもない道に韓国料理店?やはりナガランドはほかのインドとは別世界だ。インドは奥深い。

海苔巻き(キンパブ)の旨さが心から身に染みる。ただこの店は市内から9㎞ぐらい離れている(しかも未舗装の悪路)のでこの店に行くのは最初で最後だが・・

20時10分ごろ、行きの時に泊まったリージェンシーホテルに戻った。自動的に同じ部屋をあてがわられた。

あいかわらず蚊とごきぶりだらけだが、駐車場と部屋がすぐそこなので、バイクの荷物をたった3秒で部屋に移せるので、すごい楽だ

ルームサービスがあるので、持ってきてもらった。緑茶と紅茶で30ルピー。あっさりしたお茶を飲み比べて、疲れた体に身に染みる。

そのあと洗濯したりして、一息つくまでに2時間かかる
蚊が残ってるので、蚊取り紙を何枚も燃やしまくる。

そのあとは心からくつろぐことができる、最高のひと時。ここ何日か、一家と一緒だったり、ドミだったりで、ひさびさに自分のペースが保てる。

この日のげりはゆるゆる系だったが、夜にはげりがやんだ

こないだジャイガオンで買った150ルピーのインド製マウスは、早速真ん中のホイールがダメになった。ほかにも変な動作がおこったりするので、そろそろ臨終かも。安いだけあってそれなり以下だった。ダメになったらとっとと捨ててちゃんとしたマウス買いたい。1:20頃寝る

朝 チャイ10 コーヒー20 チョコケーキ40 コッペパン10
昼 マンゴジュース160ml 10×2
夜 海苔巻き180 グリーンティ20 ストレートティ10
宿 Dimapur Hotel Regency 106 500
走行 134km
オイル 290

4月24日

7時15分ごろ起床。朝室温25℃

インド一時出国のXデーがもう迫っているので、シッキムにも寄りたいとなると、惰眠をむさぼるわけにいかない。

早速、洗剤などを買いに出かける。ディマプルに下りると、ナガランド人ではなく圧倒的にインド人(本土)が多い。インパールやコヒマから戻ると、ディマプルはもはやインド本土と変わらないように感じた。客の押しとかが。アッサムから来た時はだいぶナガランドらしかったけど。

朝の用便は、やっと普通に戻ってきた。と言ってもまだ食欲は少ない。

1ルピーのマッチ買って数えてみたら21本しか入ってなかった。本数がてんでばらばらなのが面白い。それぐらいいかげんなほうがみんなにやさしい社会だと思う。

洗濯して屋上で干すと、1~2時間で乾く。
PC作業して、荷物を片付けてるうちに、もうあっという間に11時50分。チェックアウトまであと10分か?あまりに時間が過ぎるのが速すぎて、原辰徳だ。
本当だったら10時か11時ぐらいに出る予定だったのに。あまりに過ぎ去る「時間」がにくらしい。

宿の近くにはカーバイク用品店が並ぶので、新しいスマホホルダーを探す。

カバー型になってるのを値切って500ルピーで購入。しかしスマホを入れると、たちまち熱がこもってワーニングが出てしまうのでこの時期使い物にならない。が、GPSを入れるとぴったり収まった。

街の中心部には、なぜかハーレーダビッドソンのブランドショップを発見。といってもハーレーの服などを売っていて、バイクはない。そもそもこんなところでハーレーに乗っても、砂埃だらけの悪路ですぐに汚れてダメージも付き、山道に囲まれてると、重いばかりのハーレーはデメリットでしかないだろう。

ディマプルを出発し、ナガランドに別れを告げて、日のくれたアッサムの道を走ってると、ふと突然、ハーレーの店に対する疑問がわいてきた

店員はハーレーの実車を見たことがあるのか?と。日本だったら実車がいっぱい走ってるのに。

気になってしょうがなくなり、戻ろうかふとUターンしたと思った。この時のメーターは55㎞。ディマプルから40㎞は進んでいる。2時間はかかる。戻って明日出直そうかと思ったが、だけどキリがないので、戻らず進む。

その店員のねえちゃんはガムをくちゃくちゃかみながら応対されて、まるでアメリカ人のようだ。そんな接客対応だと日本だったらなめんなよとなるだろうが、もしかしたら彼女は本場アメリカを知ってるのかもしれない。帰国子女かもしれない。そんな彼女に小さく小さく恋をしているのかもしれない(笑)

そもそもナガランドはインドの中でも特例の別世界で、インド中央部に戻るとどぎつい過酷な毎日が待っている。そんな極東部に未練を残しつつ、結局、ダボカまでやってきて、前回野宿したところに、ふたたび野宿する。

朝 カスタードチャイ20 ストロベリーラッシー180ml20 チョコシェーク180ml25 マンゴラッシー180㏄20 コッペパン残り10
昼 Chicken Longer59x2 チキンケバブ40×2
夜 ケサール20 ライチジュース10×2 フルーツケーキ10
宿 ダボカ GS裏の敷地の野宿
走行 155km

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4月25日

7時ごろ起床。前回よりも割とそんなに寒くなかった。季節は進んでいる。

野宿した場所のそばを村人が歩く。そんな野宿に慣れてきた。

ひたすらきょうはGo West。移動の一日 そしてこれまでとちがって、蒸し暑かった
止まっては進みの連続。

19時、グワハティからさらに西へ進んだ50㎞ぐらいの地点。

行きの時に見つけたヒマラヤホテルというのに泊まりたかったが、夜道をさらに130㎞進まないといけない。かなり現実ではない

しばらく走ると、20時過ぎ、偶然にもツーリストバンガローの看板発見!
頼みの綱である。

しかし値段は一泊1200ルピーという
「高すぎます。予算はxxxルピーですので、結構です」といって出ようとすると
「xxxでいいから泊まりなさい」

xxxルピーで泊めさせてもらえたので、心から感謝するとともに、もし民間企業だったら採算取れないだろうなと思ってしまう。

日本でも天下りは問題になってるが、インドには当然のように天下りのようなものがあるんだろうな。いやインドだからこそ天下りのようなものはいっぱいあるんだろうな
そんなことを考えてしまった。

食事はどうする?と言われたので、メニューを見るとお決まりのカレー系しかないので、体調不良のため、カレー系はしばらくは食いたくないので、飲み物だけにする

フルーツシェイクは妙の臭いと味のヨーグルトシェイクと言う感じ。まずい。栄養はありそうだけど。
広い部屋を占有しながら、2時ごろ寝る

インド旅はまさにローラーコースターだ。昨夜は畑の真ん中で無念の野宿。背中が痛かった。しかし今夜はというと運良すぎてVIPスイートルームに泊っている。部屋が寝室と、応対室と、物置?の3部屋あって、広くて快適じゃあ。

 

朝 チキンコーンスープ80 オムレット30 バターロティ15 タワロティ10×2
昼 マンゴジュース250ml20 水500ml10 コーラ200ml2本 15×2 チーズスナック5×2 チャイ10
夜 チャイ20×2 フルーツシェーク50 マンゴジュース30
宿 Prashanti Tourist Lodge – VIP Suite
走行 249km

4月26日

7時40分ごろ起床 朝の気温27℃

せっかくの豪華な部屋なので、チェックアウトまでいることにした。まるで社長のように優雅にブロガー仕事。椅子も机も程度が良く、格段にやりやすいので仕事が何倍もはかどる。

その応接間だけでなく、寝室とバスルームは別にある。

どんな部屋なのかは↓。思わず動画を撮ってしまったほど

重ねて言うが、その前日は野宿だった。キャンプ場でもない、テントもない、汗くささと蚊にまみれた正真正銘の野宿だ。どんだけブルジョワなんだ。

ここで思ったこと。この調子で午後から出発になると、予定通りに旅を進めるのは不可能だ。どこかを端折るしかない。

と言うことで、午後から出発。今日も蒸し暑い。

夕方、街の中心にそびえるヒマラヤホテルに到着。本当ならここを目指して昨夜に到着する予定だった。しかし値段を尋ねると、シングルでも2500ルピーととんでもない値段。昨夜のVIPルームに泊まった身からすれば、どう見てもその価値はないだろと思う。やはり昨夜無理せず、VIPルームに泊まって正解だった

夜、アッサムと西ベンガル州境近くに来たが、その途中にあったドライブインの宿は、安くても800だという。宿の主人から11㎞先の西ベンガル側の町なら安宿があると言われた

西ベンガルに入ってすぐの町に、言われたとおりに宿発見。しかしこの街に入ると、看板の中には、現地語しか書いてないのでが全く読めない。そして衝撃だったのが、宿のおっさんが英語が通じなかったこと。

英語はナガランドやマニプルでは通じ、アッサムでもなんとか通じていたが、西ベンガルのここまで戻ると英語のできる人と通じない人が出てくる。

400で泊まらせてほしい、といったらOKだった

スマホ91%も残っていた ほとんど使わなかったからだ
部屋に戻ると、もう疲れきっていて、体が動かない。水浴びして23時半ごろそのまま寝てしまう。室温30℃。

朝 チキンサンドイッチ70 目玉焼き50 ゆでたまご10×2 チキンスープ80 コーヒー20 チャイ10
昼 チャイとビスケット10 ミリンダ300ml 7UP300ml 35
夜 チョコシェーク25
宿 Alipurduar Lodge Sonar  Basa 右側手前の部屋400

走行 252km

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