ブリーラムを歩く「最貧の田舎町がサッカーとサーキットで大躍進」

東南アジア旅2018-19
スポンサーリンク

日本でもW杯日和ですね!日本が勝ったとき渋谷では大騒動になったとか。ということでサッカーの町、ブリーラム(ブリラム)に行きました

ブリーラムに来た理由

タイにいると、あちこちで「BURIRAM UNITED」のエンブレムやステッカーを見かける。

ブリラムだけでなく、タイ全国で貼られてるのを見ると、ブリラムは「サッカーがつおい!」というのはわかるけど、それまで名もないブリラムが気になっていくのである

ちょうどウボンからバンコクの沿線にブリラムがあるので、いったいどんなとこなのか?寄ることにしました

6月3日 ウボンからブリラムへ

これから乗るウボン12:35発 ブリラム16:12着の列車は 3等列車なので40Bととても安い。バンコクへは、途中下車しながら3等列車を乗り継いで戻る予定。

これぞ「たびいちドットコム・イサーンツアー2018」である

チェックアウト後も、宿のスタッフなどとギリギリまでと話して、ホテルから早足で5分の12時25分ごろ駅についた。駅の周りには何もない。

前回のつらい経験から、今回からは一番前の車両に乗った。そこまで来ると席にも少し余裕があり、

乗車率は前回のアランヤプラテート行きと同じぐらい。割と問題なく列車旅ができた。

各駅停車とはいえかなり速い。GPSを見たら80km/h。ディーゼルエンジンが力強いうなりをあげている。というよりカンボジアの列車がスローだったから速く感じられるだけだった。

車内の焼き鳥売りのおばさんから、竹の棒で挟んだ野趣あふれる大焼き鳥(もも焼き)とカオニャオで昼食。タイ東北部・イサーンの田舎をとことん満喫している。

オレンジシャーベットもうまい

 

ブリラムの駅

16時15分ごろブリラム駅到着。そういえば今年のタイ国鉄は3等列車でもぜんぜんひどい遅延がなくなった。なんらかの出来事でカイゼンされて気が引き締まってきたのか。

Tシャツはブリラムブリラムブリラム・・・・ブリラム人はのっけから郷土愛が半端ないことがわかる

おしりかじり虫ふたたび。今度は音楽家に変身。

ブリーラム駅周辺をあるいてみた

タイの駅は周囲に何もないことが多い中、ブリラムの駅前は、日本の駅前ように商店やホテルなどが立ち並び、街が栄えている。途中下車しても気軽に歩きやすい。

 

偶然にもピンク・フラッシュ。スクーターもおばさんのリュックサックもブリラムユナイテッド

街中で見かける本拠地のエンブレム。そのエンブレムは某さいたま市の赤いチームと似てます。

とはいえ駅前は小さな街なので、とくに変哲のない普通の田舎の町。2時間ほど歩いたら十分満足した。

ほかの町とちがって、ユニフォーム風の服を着た人は割と多く見かけた

スポンサーリンク

激安!人情! 夜は駅前の串揚げ屋台でくいだおれ

駅前には、串揚げ屋台が立ち並ぶ。ウボンでもそうだったから、おそらくイサーンの名物だろう。

串揚げはなんと1本3バーツ。ウボンの市場前だと5バーツだったから、さらに安い。10本食べたがそれでもたった100円程度なのだ。

そして手前のキャベツやキュウリも食べ放題。10本食べたら腹いっぱいというかちょっと気分が胃もたれ。油まみれとはいえ、野菜をしっかり食べてるので、炭水化物不要。

そして下町のように人情がある。別の店で2本食べたときは、6バーツ差し出したのだが、5バーツでいいよとのこと。ここまで安くなると儲けはあるんでしょうか。

駅前にコンビニはないが、3軒ぐらい商店が連なっている。種類は少ないが充分。お菓子などは安い。店のおっちゃんの対応もあったかみがある。そんな田舎の人情に癒されるのである

 

ブリラムの意識高い系ホテル?

今夜泊まったホテルは、駅南口を出てすぐの駅前ホテル「Jaroensin Palace」

一泊350バーツとやや高いが、テレビや冷蔵庫も付いたホテル。

水の自販機もある。ホテル内にあるのは珍しいので動画撮影してみました

ホテルのロビーのカフェテラスは、一面ブリラムユナイテッドやスタジアムやブリラムサーキットの写真がイメージしてあり、ほかのホテルよりも意識の高さ(?)が目につく。

ホテルの外の扉。仏さまの御威光に、またまたBURIRAM UNITED

ここでは仏さんよりも、Buriram Unitedが仏さん代わりなんでしょうか。

朝 寒天ゼリー シリアル(チョコ、ミロ) ランチパックツナマヨ
昼 大焼き鳥35 カオニャオ10 オレンジシャーベット10
夜 屋台の串揚げ 3×10 豆乳10

6月4日 ホテルのカフェテラスで4時間居座る

そしてきょうは10時に起床し、12時にチェックアウトした後、16時過ぎの列車を待つために、午後はホテルのカフェテラスで優雅にノマド仕事。なのでカフェコーナーで4時近くまで居座ることになる。

それなのにスタッフがファンをの電源入れてくれた。感謝。

時間をつぶすどころか、効率よく記事作業を進められる貴重な時間である。

といいたいけど、PC不調ですべてがフリーズの連発で全く仕事にならない。おそらく普段の3分の一か5分の一しか進行できてない。スマホは問題ないのに。

昨夜もパソコン超不調。メールアカウント凍結。再び頭痛。せっかくタイにもどったのに、夜中にまたストレス。旅のサイトらしく貴重な旅の時間を費やしてまで記事更新してるのに逆に出発前より下がったPVと収益。

もはや何のためにノマド旅してるのかわからなくなってきた。

とりあえずは日本に帰りたい。

今朝はそんな弱気になってくるほどだった。

中年男の一人旅は、孤独である。
きょうはリアルタイムの話になりますが、実はだいぶ前にタイに戻りました。1か月ぶりにタイに戻ると心からほっとします!タイに戻ったその夜は早速コンビニへ行き、しこたま買う。コンビニめしはどれもおいしく、当然砂も混じってないし食あたりもしないので...

それでも4時間も居座り、フリーのコーヒーも遠慮なく飲みまくって、かなりじゃましてしまったので、感謝の気持ちを込めてフロントにあるTIP BOXに20バーツを入れて、ホテルを出たのだった。

では、なぜブリラムはサッカーの聖地となったのか?

最後に、タイでも最貧の田舎であったブリラムが、なぜここまでサッカーが躍進し、サーキットまで建てられるほどになったのか?

不思議に思い、帰国後、この記事を作るにあたって調べてみたところ、こんなドラマがあったわけです。

https://www.sankeibiz.jp/macro/news/170922/mcb1709220500008-n1.htm

富豪がただお金を出してサッカーチームやサーキットを作るのではなく、そのあとの維持もしっかり余念なく維持している。こうして市民が誇れる意識高い郷土になっていくのである。