ある用のため、一日だけチェンマイに戻ることになり、その日は寝るだけなので一番安いところでいいやと泊ったその宿では・・・
4月5日
タイ最北端・メーサイゲストハウスの快適バンガローで隣国ミャンマーを見ながら迎える朝。9時20分ごろ起床。9時間近く寝た。じつにサバーイ(快適・気持ちいい)。
明日6日は250㎞離れたチェンマイで朝9時から用事があるため、本日は昼過ぎにメーサイを出発して、今夜にチェンマイに到着したい。
そのため一旦今日チェックアウトするか、バンガローを確保するため連泊するか迷っていたが、おっちゃんがなんと部屋までコーヒーを出してくれた。そのおっちゃんのホスピタリティがすばらしい。よし決めた。連泊。5日分払う。
昼食はコーヒーにパパイヤとグァバ。バリバリのトロピカルモードや。
13時40分、チェンマイに向けて出発、来た時と同じ道でチェンマイに戻る
https://tabi1.com/chiangmai-maesai-1998-2018
途中のチェンライで夕立、雨宿り。そのあとは天気も戻ってきたのでひたすら進む。
燃料タンクが少ない為、すぐにガス欠近くになるのに、そんな時に限ってガソリンスタンドがない。そこでさっき大きめの商店があったので、そこまで戻ることに。思った通り、ガソリンを売っていた。手動式ガソリンポンプ発見。ヌン・リットル(1L)32Bだった
天然温泉で食事。コンビニでカップラーメンを買って、食べる。カルボナーラヌードルとかいうよくわからんインスタントめんだけど、これが思いのほかうまかった。
夜の118号を走り、チェンマイのスーパーハイウェイについた。高層ビルのようなコンドミニアムが並んでいる。まるで大都会に来た気分。
21時過ぎ、チェンマイに戻った。寝るだけなので、安ければどこでもいいので、昔泊ったWalk INNからさらに北へ行ったところに、Hush hostelといういかにもバックパッカー向けの宿があり、そこはドミトリーが150、部屋が500なので、ドミトリーに泊まる。おそらく3年ぶりのドミトリーである。
この宿、規則はうるさい。その分マナーが悪い客が寄り付かないためか、150Bと最安なのに、ホテル並みに清潔で快適。
案内された部屋には、4人部屋。宿の姉さんから「すでに白人女子が泊まっている」と聞いていたが、部屋に入ると、本当にアングロサクソン娘がいた。
40のおっさんが若い娘と一緒の同じ部屋ってどうよ?と思われるかもしれないが、
自分が部屋に入ると・・・・
二人きりの部屋
自分がドミトリーの部屋に入った途端、
白人娘はというと・・
笑いを浮かべながらも、すぐにカーテンの閉まったベッドに入ってしまった。
きっと怪しいチャイニーズが入ってきたとでも思ったのだろう。ちょっと残念。そっけないけど、まあ寝台列車みたいなものだ。
そういえばアフリカのナミビアのスワコプムンドのホステルには、同じくイギリスからきた娘が先客で一緒のふたりきりの部屋だった。そのときは少し話をしたっけな。
自分の場合はというと、アフリカ南部諸国やオーストラリアなど、ドミトリーがミックスなのは普通にあるし、そもそも文化や人種がちがうので、性的に村々するようなことはなかった。
そしてまもなく白人娘は、だまってメイン照明を切ってしまった。22時半。各々のベッドには照明があるので、代わりにそれをつかってPCで記事を書く。タイピング音に気を使う。でもこれまで個室の部屋で漫然と記事を書いていたので、意外に緊張感とスリルがあるのだ。
ここのホステルは安くて清潔だけど、やはりドミは意外に気を遣う。でも同室の相手が変な客だったり、いびきがうるさかったりしたら悲惨だな。
結局、相手の女子は予想外の行動でありながら、想定内の結果となった。
朝昼 コーヒー パパイヤ グァバ半分 バナナ
夕 インスタントカルボナーラ15
夜 グァバ半分 水
宿 Hush Hostel 302号室Dベッド 150
4月6日
7時50分ごろ起床。寝るためだけに来たので、荷物はすぐにたためる。同室の白人娘はまだ寝ているようだ
物音が立つため、荷物は一旦廊下に出してから整理する
8時40分出発。用事として、5年前にマッサージ修業でお世話になったマッサージ学校へ行く
先月マッサージ学校にあいさつに行ったとき、先生から「セレモニーをするため、6日の9時に来れるか」とのことなので、やはり「行く」という約束をした以上は、250㎞かけてはるばる戻ってきたわけだ
朝は、この後ごちそうとなる豚の頭などをお供えして儀式を行い、
昼食は待ちに待った、文字通りのご馳走をいただく。
しかし、このマッサージ学校では多くの西洋人が学んでいるにもかかわらず、ごちそうに参加する西洋人は少ない。ことさらここに来る白人女子はベジタリアンやビーガンが多いのだが「しょせん人間なんて動物だぜ、雑食性の哺乳動物なんだぜ、牛さん豚さんありがとう」と叫んでやりたい。
「何でも食べなさい」という日本人とちがい、やはり多くのファラン(西洋人)はタイ料理を好まないようだが、ここで日本人として、同じアジアの人間として生命力あふれるたくましい食べっぷりを見せておきたい。ということで食いだめしておく。ようはただのケチだが。
かたや左のヒッピー風のイタリアンは、見かけによらず謙虚で、ごちそうのタイ料理もしっかり食べて、すっかり先生たちと溶け込んでいる。聞くと1か月以上練習してるらしい。
マッサージ学校の後は、レンタルバイクの店に行き、さらにレンタル期間を2週間延長。1120バーツ払う。メンテナンスとしてエアとオイルチェックをお願いする。オイルも減っていたので補充。
そしてこのあと、チェンマイ駅でバンコク行きの寝台列車の予約もしようかと思ったが、まだずっと先の話でいつにしようかぜんぜん決めてないので、とりあえずは保留。もし予約がとれなかったら最悪、激安三等列車でもいいかな。
宿泊先の都合、やはり23時までにはメーサイに戻りたいので、チェンマイからメーサイまではがんばっても6時間はかかる。17時にはチェンマイを出ないといけない。
17時過ぎにチェンマイを出発。前半はいつものクセで止まっては写真を撮ったりしてたが、後半はひたすら走ることに集中した。
途中の休憩は、天然温泉のコンビニでコピココーヒーと、チェンライのガソリンスタンドでガスとカラバオドリンク剤を注入。
23時にメーサイのバンガロー着。6時間で戻ってこれた。やればできる。
ただ、24時を過ぎてもミャンマー側からディスコだかカラオケだかの音が聞こえる。距離が離れているのでうるさくてたまらないほどではないが、0時過ぎてもこちらまで重低音が響くので少し不愉快。騒音についてはカンボジア、とくにプノンペンはひどかったし、タンザニアとかでももっとひどい目に会ったが、この時間ともなれば近隣住民は苦情をいれないのだろうか。それを思うと、迷惑がまかり通るミャンマーはやはり発展途上国だと思う。
朝 水
昼 ごちそう:鳥や豚のまる焼き 魚や野菜、カオニャオなど
夜 コピココーヒー10 カラバオドリンク剤10