インド沈没日記3 40代でも青春がいっぱいの空間

インド2019
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6月1日

もう6月なのに、旅は今月で終わるのに、大絶賛沈没中。だけどきのうもとてもいい日だった。さあいつになったら沈没沼から抜け出せるのか?

8時半ごろ起床 眠れたのは3時半ごろだった
18時24 あざーんがきこえてきた

朝 トースト
昼 オムライス100 グレービーヌードルFull70

宿
走行 km

6月2日 2019年のSNS

昼過ぎ、空模様が邪悪な色になったので、すぐにバスに乗り、宿に帰った。バスを降りた後はいくらか雨で濡れたけど、そのおかげでさっきまでの暑さが和らぎCoolで逆に気持ちよかったぞい。

はばかりながらも、たびいちドットコムは日本屈指のトラベルブロガーを目指したい。やるんだったら最高を目ざしたい。そのためには、腰を低く、穏やかに謙虚に。そう思うこの頃。

沈没ばっかしてるせいで、ネタが尽きてきた!記事を作るならしっかりした記事にしないといけないが、記事リンク紹介とゆるゆる息抜きを兼ねてるのがこのツイッターでござります。適材適所やね。

そいえばfacebookはまったく更新しとらん。ある意味リア充の自己満足だし、全然お金にならないし、個人情報リスクを考えるとロクなことが無い。そんな暇あったら有益な記事を作りたい。ただFBは海外にいる友人と連絡を取るには便利だけどね。

友人を断捨離する。~友達を失う事は、本当に悪い事なのか?
友を失う。それを記事にするのは迷ったが、「これを機に自分を見つめなおし、よりよい自分に磨き上げる!」ために、載せます。そして、あなたが友人との付き合いに悩んでたら、この出来事を通じて、ぜひとも参考になればと思います。こないだ、ささいなやり取...

 

朝  トースト ピーナツバター
昼 チョコアイス20 コーラアイス10 マンゴジュース160ml10 チャイ10×2
夜 ひき肉コロッケ ビール少々 スナック菓子10
宿
走行 km

6月3日

8時半ごろ起床

昼間はじゃまするといけないのでほどほどに、その後昼寝してしまう
うるささで起きて、夕方、外出した時は言いようのない多幸感

朝 トースト 1枚でのこりピーナツ
昼 ペペロンチーノ
夜 からあげとまと
宿
走行 km

6月4日

今朝見送った仲間が、先ほど(15時前)ゴアについたという一報。こちらが部屋でまったりしてるうちに、仲間はマッハでかっ飛んでインド横断。速っ!コルカタから飛行機だと3時間ぐらいだが、バイクで行くとなるとあちこち寄り道するから1か月はかかるだろう。

洗濯したりぐだぐだしてる間に仲間はあっという間にゴア到着。そんなワープの如き「驚愕の時間差」を知った時、地を這うような二輪旅がいかに泥臭くアンチスマートで非効率でそして危険な苦行ということが改めて身に染む。

沈没沼脱出の日は近いが、正直何も考えたくない。

 

今回のインド2周目は「何月はどこまで、今月はここまで行く」と論理的に計画していた。しかし期限までに無理して進もうとすると行き詰り楽しくなくなり限界なので予定を一度ぶっこわしてみた。

それが「無期限の沈没」「何も考えない」こと。論理やスケジュールよりも、その時の気持ちや好きなことや感情を優先させてみた。我ながらここまで沈没するとは思ってもなかった。

予想外に楽しく充実してたけど、その結果が今後自分にとって吉と出るか凶と出るかは、知らない。

3人部屋に20時45分行くと 31.7度ぐらい 74% 暑い。エアコンとつけると設定がこわれてて寒すぎるので、あまりエアコンはつけてないらしい。

インドのタクシーアプリはウーバーが圧巻しているが、OLAというアプリはタクシーのみならずトゥクトゥクやバイクタクシーも対応できる。トラムデポからシアルダー駅まで30ルピーのこと。うざい交渉しなくて済むしなあ

その若いバックパッカーカップルは最新GoPro7とmacbook Proという、ラスボスに対峙できるぐらいのノマド装備を持っていた。かたや自分はごーぷろもどきと、レッツノート。まるでおっさんサラリーマンぢゃ。

GoProの最高機種である7-Blackを見せてもらう。画質がいいのでYouTubeに載せると箔がつくし。でも、前面に液晶があるのがイヤだし、いまんとこは8000円のゴープロもどきで充分かな。

朝 1枚cheese トースト
昼 カルボナーラ
夜 おろしハンバーグ
宿
走行 km

6月5日

朝食時、宿の仲間とやまちゃんとあおいUの入籍で盛り上がる。

そこで自分が「結婚するなら交際2か月じゃ短いよ、1年は必要」と言ったら、

別の女子から「その間に誰かに取られちゃうよ」と言われた。

確かに即断も大事かもと気づかされた。

当初はただの気持ち悪い男が最近は身なりも洗練し、トーク力がある。彼女のほうは多くのジャニーズ系と付き合ったが、やはり顔だけでは飽きるだろう。お互い年を重ね、異性経験で揉まれ磨かれたから、2か月もで踏み切れたのだろう。と、悠久のインドで考えてみた

朝 チーズ3 トースト
昼 カルボナーラ
夜 ハンバーグトマトソース
宿
走行 km

6月6日

先月の異常な暑さとは一転、きのうは朝からずっと梅雨空のような雨が降ったりした。コルカタも入梅、というかモンスーン雨期の到来か。すずしいのはいいけど、バイクだと暑さも雨もまた面倒。そんな6月6日に聴いた曲:

 

沈没生活の分だけ、インドルピーがいくらか余ってたので、同宿の人に両替。諭吉一枚もらう。6300→1万円。両替屋を介さないので、旅人同士なので儲けなしのレートでも、お互い充分得をしている。できれば旅人同士で両替しよう。

フィンランドのように、政権の閣僚に若い人材が自然と集まる国家は実にうらやましい。どこぞの国のようにえらそうな老人ばかりがのさばってると、社会は明るくならないわけだ・・・

いま問題になってる2000万の年金。フィンランドの閣僚の年代のように30~50代だと非常に現実問題だが、いまの政治を牛耳る老人にとっちゃ逃げ切り人生なので完全に他人事感みえみえ。これでいいのか日本?

【旅人同士の連絡先交換の手段】
2000年以前: 住所
2003年: メールアドレス
2006年: メールアドレス Mixi
2013年: facebook
2019年: LINE インスタ

たくやくんに、15年前の2004年のオーストラリアで出会った日本人女子の写真を見せると「古い」と言っていた。確かにこのころは金髪とかに染めてた女子がほとんど多かったから、流行の時代を感じる

朝 チーズ3 トースト
昼 オムライス ラッシー40

宿
走行 km

散髪50

気温34/25 湿度72%

6月7日

朝食のお茶は一番まずかった 塩が入ってる
一番味気ない食事。少し離れていく 話も盛り上がらない沈黙の中。気まずさに、ひとりで食べてるほうがまだマシに思った

朝 トーストcheese マズいお茶
昼 ペペロンチーノ
夜 冷やし中華
宿
走行 km

気温32.1/27 湿度71%

6月8日 ついに出発!さらば沈没生活

この頃はコルカタも暑さもひと段落。さあ、沈没生活に分かれる日が来た!

時は来た!

って今更かいな。

ある旅行者はいいマンションにひとりでいると、きれいな部屋でもさびしくなる、といっていた

そんなゲストハウスはとても楽しかった

しかし長くいればいいわけでもなく、キリがない。

とくに昨日は気まずい思いをしたので、ここ出るにはもういい潮時だろう

ゆるゆるとかたずけて、荷物をまとめて正午ごろ、昼食を食べる。
おじょう各氏は昼寝していた

あいさつ回りをしてるうちに、結局午後3時になった

スタッフであり、仲間のお迎えを受けながら、荷物をバイクにつみ、出発間近。

しかし。

出発する直前になり、後ろ髪を何万本も引かれ、ハゲになりそうなぐらいに悩んでしまう

本当に本当に出発するの?

Yes Or NO?

そこで魔が差した私は

「やっぱり・・・今日出るのやめるわ」

そう言って、そのままバイクを元の駐車スペースに直行。

だって出たくないんだもの!

全く走る気がしない!!

気乗りしないのに出発して何になるというのだ。情けない自分なので、たとえ出発したとしても、なんだかんだで夕方には宿に戻るに決まってる

だったら、自分の心に正直にひらきなおり、延泊すればいい。そしてひきつづき明るく楽しい日々を過ごせばいい。

ちゅうことで、仲間から見事に笑われながらも、くくりつけた荷物をもって結局元のベッドに。シーツは洗濯機近くにあり、そのまま利用。

ということで、沈没者の鑑とも言うべき大失態(?)をやらかしてしまった。おかげで出発する直前に大どんでん返しで延泊決定!目指せ沈没王!?

今回のインド2周目はスケジュール的には大失敗だったと思う。しかし予定が大番狂わせになるほどつらくも楽しく充実していたのも事実なので、またいつかインド3周目に行けばいいや。

 

気温35.5/27.2 58%
朝 チーズラスト
昼 カルボナーラ

宿
走行 0km

6月9日 沈没脱出失敗の翌日

きのうの「出る出る詐欺」になると、スタッフや仲間に迷惑がかかるので、しばらくはとことんいてやろうと思った。どうしても出たいという時に出ることにする

某国に住む日本人ビジネスマンが来た。夜、その人からビジネスの失敗から成功への要点のヒントをつかむことができた!今後自分の人生もかかってるので、全力で尋ねた。先日なんとなく出発する気がのらず延泊したものの、沈没延長してよかった。

「足るを知る」フォーカスを当てて
そんな「がんばっても報われない世の中」なら、へそまがりなので「がんばらずに報われる」方法を見つけたい。なぜなら気持ちに余裕が無いと、笑顔になれないし、人にやさしくなれないからだ。

旅とは何だ!人生とは何だ!と書いてる本人が、このインドの旅で楽しくも行き詰っている。だけどコンセプトとしてはまちがってないね。

業務ネタ。アドセンスに「要注意 – ads.txt ファイルが含まれていないサイトがあります。収益に重大な影響が出ないよう、この問題を今すぐ修正してください。」と出てきたが、やり方よくわからん。ネットで調べてもまだ前例がない。日本帰ってから挑戦しよ。

気温36.8/29.2 55%
朝 トーストのみ
昼 オムライス
夜 茄子とキーマスパ
宿
走行 km

6月10日

きょうは、ビジネスのタネを探しに、ひとりとある場所に行くことにする。といっても怪しいビジネスではないよ。てゆうかいったい何の目的でバイクでインド一周してるのかわからなくなってきたぞい。

ビジネスのタネの結果。よく考えたらライバルがほとんどいないのである意味ブルーオーシャンかもしれないが、その分通関や輸出入などがめちゃくちゃ複雑で面倒。不備があったらハイリスク。やるんだったらカクゴを決めて、大量に仕入れないと生活できぬ。

コルカタの地下鉄は安いが、セントラル駅の5番ゲートはすごかった。
ゲートの中の構内に入るとホームレスの一家が寝ていた。普通、ゲートの内側はホームレスをシャットアウトするのだけど。

裸の赤ん坊が歩き回っており、彼らの寝てる奥の壁にはトイレ代わりに排尿したと思われる濡れたあとがあり、その汚さにいったいいつの時代なんだと壮絶の一言だった

ちょうど近くには見張りの警官がいるのに、のんびり新聞を見ているという、変な夢でも見てるかのような狂ったシチュエーションだった

ホームレス一家は夜は外で寝て、昼間は比較的すずしい構内で睡眠をとっているのだろう。究極のクールシェアだった。

気温37.6/28.4 54%
朝 ジャム
昼 ケーキ25 コーラ200 15
夜 からあげ定食
宿
走行 km

6月11日 コルカタのバスは苦痛すぎる

きのうはビジネス計画にはまり、夜帰ってからもネットで調べまくったが、朝目覚めたら、急に現実に目覚めたような気がする。まるで賢者アワーだ。

でもとりあえず今日もいろいろ調査してみようと思う。そして、本当にこの町を出よう。いや、出たい。

確かに理由はどうでもいい。我がインド一周も、最初は理由をつけてきたけど、志半ばに断念。そして感性と本能の赴くまま、気が付けば1か月以上沈没してるけど、毎日が楽しいし、日常で普段会うことのないたくさんの仲間に会ったり、ビジネスのヒントも知ることができて、とても有意義

昨夜は酒に酔った勢いで、女子大生にいやがられてしまったようで、凹む。さすがに下ネタは一言も言ってないけど、女子大生へのアプローチの仕方が調子に乗ってしまったからだ。

帰りはバスで戻ることにしたが、コルカタの路線バスの運賃は、7ルピーから。バンコクの赤バスの約半額。そのかわりバンコク赤バスの3倍以上辛い!

路線バスは最後には埼京線以上の超満員になり、ガマン耐性が無いコルカタ市民なので、満員になるとすぐに言い争うような声も聞こえる。しがみつくも、両手でやっとだ。しかしシアルダーに着くと一気に楽になったテトリスで青空が広がるような気分

シアルダーのあたりから乗り換えるも、バスが見つからない。nonapukurに行くかと聞いてもノーと言われる

やっとのことで宿に戻れたが、思いのほか大変だった。

気温382/294 52%

6月12日

誰もいないドミトリーの中で執筆。しかし暑い!パンツ一丁でも汗にじむ。室温34℃。暑いったらありゃしない。

年金2000万で騒いでいるが、今の老人だらけの少子化だと年金なんて計算的にあてにならないのは昔からわかってたし、今の政府のあまりの劣化ぶりを見てるとなおのこと。自分の場合は、とりあえずは貧しても楽しくやりたい放題生きたい。そして老後になっても働く。

なぜなら老後になるとやりたいこともやりにくくなるので、だったら老後こそ働いてるほうがいい。働いてお金をもらうということは、社会性も必要だし、自分自身も洗練しないとならず、謙虚にならざるを得ない。ただ死を待つ生き方よりも、よっぽど輝いてカッコいいと思う。

気温370/284 60%
朝 ジャム
昼 ペペロンチーノ
夜 ラム酒
宿
走行 km

6月13日

日本の今の政権が国民生活を無視して好き放題やってる。ならば、こっちも容赦なく好きなことやって生きてやらあ!こんなシャクな世の中、それぐらい不真面目でいいと思う。日本人はまじめすぎる。うるさく汚くみんながジコチューバリバリなインドに来て、さらにそう思うようになった。

そして、ビジネスマンMr.Xが住む香港がデモになってる。1997年の返還直後とでは想像もつかない事態だと思う。いまや日本人ですらスパイ容疑で何年も収監させるような国なので、あの国はもう本当にこええ。あの国はVPNなしではGoogleとかも見れんし。

仲間との夕食時、年金2000万が話題になったが、老後どうするとの問いに「まったく不安はないよっ」と自信満々で笑顔で返したったわい。

健康に留意し、いかにストレスを少なくし、あつかましく自由奔放に生きてるので、事故や事件や奇病に遭わない限り、私は90歳までは生きれると思う。

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6月14日 近頃の若者は・・

祝!沈没生活35日目!\(^o^)/

そんなダメ人間の改善方法はなにか?

そんなのありません。

だったらダメ人間なりになんでもいいから長所や特技や持ち味をありったけに生かし、とにかく明るく楽しく生きまくればいいだけのこと。

 

なぜ?沈没生活の極意 沈没35日目の理由とは。
2泊か3泊で出る予定が、気が付けば35泊目だ。

その理由は

ごはんがうまい

田舎の飯はまずいので、コルカタに来る前は栄養失調気味だったし。

仲間がいる

異性と仲良くなりたかったら、日本人宿にGO!

お金がかからない

朝食無料で、昼も夜も食事代が安いしうまい!
結果、3食昼寝付きで1か月あたり34000円で生活できる

日本で生活するのがアホらしくなるぐらい安上がりだと思う。

おかげで5月に多めに両替したルピーが余ってしまい、同宿の女性に2万円両替してもらったりした。ツー諭吉、カムバック。

フィッシュカレー、味見したところ思った通り小骨だらけ コクはあると思う。

 

近頃の若者はすごい。

この1か月で、macbook proに Goproステッカーを貼り付けてるのを3人見かけた。みな自分のトシの半分ぐらいの若さだ。最新の高級ガジェットを駆使している。

しかし香港が燃えた夜、同宿の中国人から搾菜やりんごやフライドチキンなどを気前よくいただいてもらった。だから人生はよくわからんけどおもしろいもんです。

チーロー、好吃。しぇーしぇー。

朝 ジャム
昼 カルボナーラ
夜 チキン南蛮  フライドチキン 搾菜 りんご半分
宿
走行 km

6月15日

先日、「老後仕事すれば輝く」といいながら、もうなーんもする気が起きない。朝はなぞのゲリP連発。さいわいに部屋には誰もいないので助かる。ずっとドミでぐだぐだ。

でも旅のリミットが近づいてる。もうインドはお腹いっぱいだからコルカタからデリーまで一直線で帰ろ。インドは物価安いので、また来ればいいし。この後タイや日本に戻るのが楽しみ。

敗北宣言。今回のインド2周目は、ある意味大大大失敗だった。この時期のインドの暑さをなめていた。インド一周するならなるべく快適な秋から春ぐらいに期間を絞ったほうがいい。そしてラダックはお盆過ぎてから行ってもいいかもしれない。

今後インドはまちがいなく旅しやすくなる。ビザ期限ものびたし、昔に比べて物価は高くなったが、それでもインドの物価は日本より非常に安いし、その分どんどん便利になった。20年前のインドなんかとにかくつらくて、おばけや妖怪のようなとんでもない国だった

気温338 245 72%
朝 なにもなしトースト りんご
昼 オムライス
夜 ハンバーグ玉ねぎ
宿
走行 km

6月16日

まだ沈没中!38日目!なのに今月29日にはインドの旅が終わるのに。さすがに仲間との話のネタも尽きてきた。さあどうなる。

エアコンなしの午後のドミは窓から熱風が吹きつける。士気をくじくこの暑さ。インド北部内陸部は45度近いのに、果たしてタイムリミットまでに帰れるのか。それとも・・

 

気温38.5 29.4 50

昼 ペペロンチーノ
夜 肉野菜炒め
宿
走行 km

6月17日

ドミトリーの生活は、学生寮のような楽しさと、3食昼寝付きという最高の環境。だけど出国期限がせまる。仲間たちとの別れもつらい。どうしよう!ああああ・・・

正直、ここを出たくない。沈没沼におぼれたい。かといってどんどん出国のリミット迫る。ここにいる仲間たちとはもう最後なので、悔いのないように出たい。どうしようかとものすごく葛藤する朝。

きょうの昼食はベジカレー。インド式カレーなのでひさびさにインド式に手づかみで食う。同席のほかの二人(日本人)スプーンでくってた。私はスプーンの歯にあたる金属的感覚がどうも好きではないので、ちょうどいい。

その同席のうちの一人の女子は、インドのカレーをいまだ手づかみでくったことが無いという。あるときインドのローカル食堂で何人かでカレーを食べたとき、なぜか自分だけスプーンをもらえなかったことに「なんでわたしのだけスプーンがないの」とおかんむりだったそうな。

手づかみカレーのように、郷に入れば、できるだけ郷に従いたい。なぜなら手づかみカレーも先のとおり理にかなってる部分もあるし、インド人と同じことをすると、まわりのインド人の態度も変わってくる。そうすると旅がしやすくなる。

先日暑いのでパンツ一丁で部屋で寝そべっていたら、突然仲間の女子が入ってきて、かなり慌ててしまった。

けど、英国紳士の如く平静をよそおう。パン1姿を見られた時はかなり緊張したが、へたに隠すよりも自然だし、まあいいか。ここはインドだし。

377 296 57
朝 ビスケット残り トースト
昼 オムライス

宿
走行 km

6月18日 たびいち、パリピになる

たくやくんは「みんなでレストランなどに一緒に行きませんか」と御誘いを受ける

まずは我々は、サダルストリートのど真ん中にある、blueskycafeで食事

 

たくやの彼女さんにご対面。日本語も勉強していて、思った以上にとってもかわいい。英語の発音はきれいだけど結構なまってた。

そして夜になり、そのあとは、パークストリートのホテルに行く

ここにはバーやクラブが集まっている

まずはそのうちの一つ、アメリカンオールディーズの生バンドのバーへ入る。

ビール1杯500ルピー。ピッチャーだと人数分で安くなるが、ビール800円なんて、インドなのに日本の居酒屋よりたけえぞ。そこいらの路上のチャイ100杯分だぜ?

おつまみは、ピーナツとコーンフレークのようなスナック菓子がでた

そのあとは店を変えて、踊れるクラブへ移動

DJブース

とても楽しかった。仲間たちとPark Streetのクラブで踊り狂った夜。ねぶた以来に踊り声がかれたほどのパリピぶり。すばらしい有終の美。まるで青春。完全燃焼。

気温360 268 69

昼 オムライス
夜 カプチーノ60 ポリジ ぎょうざ ペンネ ピザ ビール
宿
走行 km

6月19日

沈没41日目。昨夜のワンダーランドのような出来事はゆめのよう思えた。

しかしクラブで叫びまくったせいで声が見事に枯れている。なんだか怒り屋超透け、じゃなくいかりや長介のような声になってきたぞ。そいえばオーストラリア・シドニーでいかりやの死を知った。

AUS11 シドニーの生活記録 TVも、緊急車両も、シュノーケリングもすごい!
SYDNEY 2003-2004 たびいちは、半年間オーストラリア・シドニーに住んでいました。そこでどんな生活をしていたのか、披露していきたいと思います「シドニーでの生活記録」オーストラリアのテレビこの国では民放が数局。Seven とかte...

残り少ないので、朝6時半に起きて夕方までいろいろあちこち行ってた。部屋に戻るときのうきょうと2日連続の夕立。窓も閉めたので雨音聴いても安心するね

たくやくん行きつけのCaféに行く。最初バスまで向かえる予定だったのが、乗ってくださいというので、路線バスに乗ってついでにいくことにした

何も頼まず帰る予定だったのが、半分ずつシェアすることにする。エアコンが強すぎる。

PCを持ってくるのを忘れてた。そこで本なら読むと言われて勧められたのが、たくやくんが大ファンだという、世界一周しちゃえばとかいう本。

それはそれなりに著者の独特の視点が描かれているので、著者の旅のコンセプトに共通してる部分もあるし、なるほどとなる部分も多い。

でも著者の感性が私とは水と油のように全く咬み合わないので、へえって感じ。たいした役にも立たなかった。

何もかもめちゃくちゃなインドから見た、日本の世間の常識とは何なのか。「連帯責任」という武器を使って叩いた者はそんなに偉いのか。PCのSSDの奥のフォルダにあった、いま渦中の某テクノユニットがカバーした「中国女・YMO Cover」を聴きながら思ったこと。

気温37.7/28.2 57%
朝  トースト(2人分) Coffee135
昼 コーラ200ml 15
夜 とりまよカリフラワー
宿
走行 km

6月20日

沈没42日目!

ついについについについに!明日出ることにする。

明日に備えいろいろ調べた。もっと早く出ればいいものを、深く沈没してしまうと、切羽詰まらないと動けないのが哀しい。
でも、あの時沈没してなければ、クラブでの最高の夜を迎えることはなかった。

残された期間がもうないので、たまった沈没エネルギーを爆発させひたすら走りまくるしかない!が、コルカタからデリーまでの2000㎞近くを6日間で到着できるのか。それとも・・・・・・ いったいどんな結末になるかは、誰も知らない。

バイクにすら乗らぬ日が続いた沈没の日々。殺人的暑さの中、無事にデリーに戻れるか不安でしょうがない。でも日本では下道を連日400キロ走ってたじゃないか!できないはずがない!

ちくしょう、メッタメタに走ってやる!目指せアドレナリン全開!沈没男の汚名挽回じゃい!

デリー爆走作戦を練る。これからの6日間は、朝早く出発して、昼は暑すぎるので水浴びしてシエスタして、夜は夜中の12時ぐらいまでがむしゃらに走ろうかと思う。1日当たりのノルマは333㎞ぐらい。ラストランとしてラクナウからデリーは1日で走り切りたい。

インドに来てから身についてしまった悪いクセ。

それは、指でさすこと。インドの商店では「あれを1個ください」と奥にある商品を指でささないと買えない。が、その調子で人を指さしてしまうと失礼なので、日本に帰る前に早急にやめないと。

 

気温36.0 28.0  62
朝 トースト
昼 カルボナーラ

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