バラナシは恐るべき「猿の惑星」だった!

インド2019
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インドの聖地バラナシは、

なぜ「猿の惑星」なのか?

もちろんサルがいっぱいいるのもあるけど、

それだけではないんです!

3月14日

まだまだまだまだバラナシにいる。が、きのうは最高の一日だった。
北東部に東進するのは3月下旬から1か月。ホーリーの日はブッダガヤに避難の予定。

懸念は戻った時の5月の暑さで、毎日40~45℃以上なので、どうルートを組むか考案中。

バラナシの路地

日に日にあがる気温夜31℃ 窓開けて29.8℃

朝 トーストセット
昼 チャイ5×2 おごり15 ダイエットスプライト?15塩ラーメン250
夜 バナナ2個
走行 21km

猿の惑星だ!

この日、宿の受付にいたとき、何人かの旅行者グループが戻ってきたが、

かわいそうなことに、同宿のそのうちのひとりが、

なんとサルにしょんべんをかけられたという。

インドらしいといえばそれまでだけど、

彼らが通った後は、後を引くようなくっせえ悪臭がした。

ので、即刻洗濯しないと迷惑をまき散らすことになってしまう。

 

ここで瞬時に思ったのは

猿の惑星!

そう、

猿のはクセエ!

3月15日 日本人宿でのコミュニーケーション

日本人宿サンタナも、そろそろホーリーのシーズンで込み合ってきたとあって、私は個室からドミトリーの101号室に移った。

これまで400ルピーの個室だったのだが、250ルピーなので宿代の節約になるし、さすがに明後日ぐらいには出たいので、ドミだと自由が少ない分、個室とちがってずるずるいなくて済む。

ドミの適度な緊張感が、学生寮みたいで逆にいいのかも。

インド版のツーリングマップル(?)にも掲載されてるぐらいのバラナシの名門・クミコハウスにも泊まろうかと思ってたが、めんどくさくなってきた。一泊だけ泊まるのもめんどくさいし、万が一クミコハウスの空気が合ってしまえば、また何日もいることになってしまう。

それだけすっかりバラナシ・サンタナに馴染んでいる自分がいる

自分が若いころは、同年代の旅行者にたいする距離の取り方とかが難しかった。

しかしいまや年齢的にも経験的にも、同宿の人たちからモンスター扱いされてるので、いまでは実にやりやすい。

いつもおだやかにすればいいし、もうイヤだ!と思ったら、出ればいいだけのこと。

インド女性とデートする旅行者

この日面白かったのが、現地の女性とデートした話を得意げに話していた旅行者がいた。

マッチングサイトで会ったインド女性。

といっても日本人受けするような色白の女性でもなく、普通のインドローカル女性だった。

その旅行者自身は、本心はデートも大したことなかったし、全然その女性を好きでもないのに、インドマンはキザでオーバーなのにならい、SNSで彼女に「人生で最高の日だったよ」と御世辞たっぷりのメッセージを送ったとのこと。

本音を言えばいいと思ったのに、でも時代は変わった。

たとえば20年前、文化も経済も違いすぎる日本男とインド女がつきあうなんて、まずありえなかった。

世界的なネットやスマホやSNSのハイテク普及を機に、日本人とインド人の距離を一気に縮めているのだ。

しかし自分自身、インド女性にはまったく興味ないし。交際するうえでの文化の壁はどうにもならないことがわかったし。

なんだかんだいって、外国女性よりも、日本女性のほうがいいや。年とってもきれいだし、おたがい日本で生まれ育ったがゆえに共通事項も多く、コミュニケーションも問題ないから冗談も言い合えるし。

 

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ガンジス河で新橋を思う

夜9時ごろ、ガンジス川の広場の前で、お立ち台に立った全裸姿のサドゥーを前に、クールビズのサラリーマン風の中高年の男たちが一斉に歌と拍手をしていた。

何かの願掛け儀式なのだろうけど、

まるで二次会終わった後の新橋駅前に見えてしまった。

 

しかもサドゥーはなぜか持ってる杖を、

おのれのGoldBallとMaxMaraの間にはさんで巻き付けている。

がきデカのマネでもしてるんだろうか?

サドゥーが修業をつめば、まさに文字通りの「珍技」ができるようになるのか?

あまりに不可解すぎて面白すぎる。

 

これだからいまだ魔都バラナシを抜け出せない。

 

室温26℃と肌寒いぐらい。3Fは31.5℃ぐらいだった。なぜこんなに違うのか。


昼 ぺぺろん120 フローズン20
夜 駅のチャイ10 サンリツパイ3x3 丸いパン5 ジャム2個4
宿#101 250
走行 13km

3月16日 猿の惑星再び

まだまだまだまだバラナシにいる。今月は全然先に進んでいないが、毎日が非常に充実して、特におとといあたりは最高の一日だった。

しかし、きょうはというと最低の一日だった。その理由は・・・

ジクサーに乗ろうとしたら、なんとタンクの上とかに、サルのうんこがくっついていた。

宿のスタッフのEさんいわく、ここではサルは神様だから、その理論で言えば「このうえない神の運」。

なのだけど、とても臭いし、汚いものは汚い。病原体を有する不潔な排泄物体なのだ。

猿の惑星。

猿のは、くせえ!

 

タンクとシートの上の、白い部分がサルの(自主規制)です

というか、このくそを見るだけでもいまいましく、はらだたしいので、白くしました。

 

きっと先日の「サルのしょんべん事件」

を笑った罰が当たったのかもしれない。

猿の惑星を脱出せよ

そのためには、

まずはそこらの石でくそをはねのけ、

ティッシュで拭き取り、

そして、水と石けんなどで命のかぎり徹底的に洗いまくった。

その結果、臭いはなんとか撲滅できても、おかげで出発が30分遅れてしまった。

当然遅延証明書はもらえません

腕時計がとても臭い!なのでベルトを分解洗浄すると、悪臭の原因判明!
最近困っていたこと。それは、腕のあたりがカビ臭いのです。ひどいときは、腕を離しているのに、強い悪臭が漂うぐらいだった。原因は、腕時計(プロトレック)にある。くさい腕時計をはめていると、乾いてるときですらもにおうのに、汗をかいたり手を洗ったり...

 

こうしてサルの惑星から脱出。

おかげで水も滴るいい愛車になったぞ

 

朝 トーストなど
昼 からあげ定食170
夜 からあげとまと160
宿 サンタナ#101 250
走行 32km

3月17日

朝 トーストなど ちゃい10
昼 Yogrut Sharbet20
夜 とりももやき180 K-fishrer tuborg(200×2)
宿 #101 250
走行 27km

室温25℃

3月18日

19年前にクミコハウスに来た時は、泊まりはしなかったけど、家の前に行くと、日本人旅行者で割とにぎわってるようで、久美子さんも見かけた。

そして19年ぶりにクミコハウスをのぞいてみると、誰もいない。格子扉の目の前に犬がいて、すえた臭いがして、覗いただけで泊まる気が失せた。

クミコハウス

いかにサンタナがいかに快適か。一日だけの為に引っ越すのめんどくさいし。

きょうもでるでるでるでる詐欺が絶好調。今日も延泊。だけど明日こそバラナシ出てブッダガヤに行くのだ。来たるホーリーから逃げ出すのさ。

ただ、バラナシからブッダガヤは250㎞はあるので、午前中に出る必要がある。6時間、遅くても7時間で着くだろうか。

朝26℃

朝ちゃい10
昼 プレーンオムレツ20 ポテトYogrut Sharbet20
夜 からあげ定食
宿 さんたな250
走行 15km    11月4日 07:00

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