初冬の南アフリカに戻る 南アの常識は、日本の非常識。

南アフリカ諸国・冬編
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首都から首都へ!今日はスワジ首都のムババネから一気に南ア首都のプレトリアに行きます。

スワジ側の国境付近。

昼食は、国境前の売店で売っていたカレーライス弁当200円。

アフリカンサイズは容赦ない超メガ盛り。

されど我は無芸大食な男。余裕で全部食す。うまい。

そういえば朝食は温野菜とスペアリブとフィッシュボールとウガリだったので、我ながらよくぞ食ってたのお。

国境ゲート前。多くのミニバスが待機している。

南アに再入国

そして南アに戻ってきた!自分のバイクは自国のナンバープレートで、「ただいま」してきたので、車両手続きはほとんど無い。

スワジから南アに戻った時の印象は、そんなに変わりはないけれど、どこかドライになった感じか。標識には英語とアフリカーンス語が併記される。

しばらく進むと、やがて片側一車線になる。

一見のどかな風景だが、人影が見当たらない。
そして看板には・・・

「 !△ CRIME ALERT Do Not Stop」

すなわち、「  (強盗が多いので)停まってはいけない」

という標識を見て、血の気が引いた。怖い。スワジでは見かけなかった、恐ろしい標識だ。

世界一危険な恐怖の南アに戻ってきたのだ

 

実は入国してすぐにその標識を見たのだが、このときは国境近くなのであまり気にしなかった。これまでアフリカの田舎の良さを知っているので、みんながみんな無慈悲な野獣じゃないはずだ。

しかしそこは周りが森の中なので、その中に引きずりこまれてやられても、おかしくない。不気味!

油断は禁物。夜なので途中で野宿しようと思ったが、強盗に襲われてはたまらんので、(といっても貧乏くさい単車なので襲われにくいかもだが)危険だし、なにせもう冬で寒いため、とてもじゃないが野宿する気になれず。

そこで、昨年のクリスマスごろプレトリアにいたときに泊まったバックパッカーズに戻ることにした。あそこなら夜遅くまで営業してたし、テントも張れるから、満室で泊まれないということはまずない。

こんな田舎の道路でも、制限速度は120キロとある。新東名高速以上やんけ。日本の常識は南アの非常識。

アフリカ各国で見るモスク・マスジッド。南アの田舎でも。

いつもの悪いくせで出発が遅れたのと、日がくれるのが早く、夜になり、プレトリアから180kmあたりから高速道路になる。なおこの国道4号のここから反対は、モザンビークのマプート迄340㎞。

南アの場合、普段なら高速ではなく下道を使うのだが、

田舎の下道・旧道は走りやすい。ピーターマリッツバーグ
12月20日6:45、ダーバンの宿にて起床。ケープタウンを出てからというもの、早寝早起きの規則正しい健康的な生活が続いている。いいことだ。南半球では今が夏至に近く日も長いので、朝早くから夜遅くまで走ることができ、効率がいい。ダーバンからはN...

この時はいち早くプレトリアに戻りたいので、そんな夜の高速道をいっしょうけんめい走る。

寒いので合羽を着る。パーキングエリア。

途中に2か所ほどToll Plaza(料金所)があり、それぞれ370円、220円とられた。けして安くない。

夜遅くにやっとプレトリアに戻った。

朝昼しこたま食べたので、夕食は15円のカップケーキのみ。

マプト、ムババネ、プレトリア。さらにはマセルに向かうから、いろんな首都へ移動している。

走行426㎞

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