インドのど田舎で、新元号を知る。ビハールから西ベンガル州

インド2019
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4月1日

8時起床 朝室温28.5℃。部屋外23.5℃ 天気くもりで結構寒い
朝からずっと停電。蚊とり紙「Good Knight ・Fast Card」10枚10ルピーの1枚燃やしたので、蚊はいない

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朝になるとほかの客の話声とかがうるさい 静かだった寺の宿坊とは雲泥の差。インドの宿に泊まるとそういうのがめんどくさい。ブッダガヤに戻りたいぐらいだ。

インドのど田舎で新元号を知る

新元号、ツイッターのタイムラインから首相官邸で突然知りました。小汚い安宿の部屋の中で、スマホのテザリングでPCから見て知りました。では30年前の平成の時は発表はどうやって知ったのかはこちら

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やはり、テレビの前に座って新元号を知りたかったので、それを思うと実に残念。ただ異国インドで新元号を知るというのも、ある意味それはそれで味はあるけど。

奇しくもエイプリルフールの日に新元号発表。もしこれが昭和から平成の30年前にインドにいた場合、当時はネットも何もないので、ウソの新元号を教えられても、信じる人がいたかもしれない。

インド時間で10時ごろ「れいわ」と打つと、「令和」と一発で出た。 win10だと即座に反映されたのか。スマホ入力はまだだった。その日の夜もまだだった

令和気分(?)にひたりながら、朝食は、屋台のインドスナックに挑戦する。ここは田舎なのでこういうのを食べざるを得ない。

まるいサーターアンダーギー状はマサラ風味でまあまあだったが、手前の円盤上げと奥のシロップ菓子は、わりとうまかった。もっと早く味を知っとけばよかった。

屋上で干した洗濯物や洗った靴を取り込んだら、正午ごろ出発。

昼29℃。このあたりから山に近づき、気候もだいぶ変わっていく。

15時、ガソリンと空気を入れる。リアタイヤはねじが刺さったまんまになっている。でも一週間はもつ。そこがチューブレスタイプのすごいところだ

そのごの昼食も、朝の味を占めて、ローカルスナック。

ここのサモサも思いのほかうまかった。サモサは脂っこいので好んで食いたいとは思わなかったが、カレー味のマッシュポテトが入ってるので、カレーの味もどぎつくなく、日本人でも受ける味。たまに食べるぶんにはいい。

サモサの店のとなりの床屋。このあたりからアジア・ネパール系の血が混じってくるように思える

池で洗濯と入浴する村人

夕方、キシャンガンジについた。きしゃんというのは博多弁できさまという意味なので、自分としては異様に印象に残る地名。しかし街には宿が何軒かあっても、泊まれなかったり1000ルピーとかいうぼったくり値段なので、一気に120キロ先のシリグリまで行こうかと思ったほど。

しかし、しばらく北上した街外れのダーバ(ドライブイン)に運よく宿泊先が見つかった。

店の前には網ベッドが並んでるので、野宿することもできるが、

2Fの部屋に泊っている。400ルピーに負けてもらったが、100%インド人向けなので部屋は最低レベル

しゃがみ手おけ式のインド式バスルーム付きのローカル宿。テレビは当然の如くこわれている。それでも野宿するよりは断然ましだ。

キシャンガンジは禁酒州のビハールだが、北の街外れのドライブインは西ベンガル(WB)州になるため、酒、解禁。

ここのドライブインのほとんどの客がビールを何本も飲んでる。ビハールから飲みに来てるのだ。しかしビールは一本180ルピーと高い。日本でさえ発泡酒はスーパーで換算で60ルピーぐらいで買えるのに。ここのチャイが10ルピーで飲めるのを思うと、高く感じるのでやめにする。ひとりで飲んでもつまらんし。

ビハールではやたら停電ばかりだったが、ここはWBなのか停電が少ない。
きょうは靴も汚れなかった。夜25.5℃

朝 チャイ5x2 カレーサーターアンダーギー5 円盤型5シロップ菓子5
昼 サモサ5×2 円盤型 チャイ5
夜 チキンフライ(チキンカレー)120 ロティ5枚 20 チャイ10
宿 Kishanganj Punjab Dhabar 400
走行 158㎞

 

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4月2日

9時半ごろ起床。朝24℃ 夜中3時に蚊で目が覚めたが、また蚊とり紙を一枚燃やすと、あとは快眠。これぞ良い騎士。インドレベルの宿で、国道と列車でうるさいと思いきや、夜中になると割と静かで落ち着いた。9時半まで寝てしまった

しかし、夕方過ぎに宿に泊まり、昼前に出るというパターンなると、走行する時間がとても短い。これでは全然進めない、と不安になる。かといって早起きするというのは睡眠時間をけずることなので、体がついていけない。

現在10時44分。朝のチャイを待ちながら食堂で記事打ってる。
11時17分、2杯目の注文したチャイがでてこない。でもしだいに元気が湧いてきた。気温も穏やかだしPC作業してるので問題なしが、便意をもよおす。

11時31分、2杯目やっとでてきた。たとえ安いチャイでも、手間を込めて、いれたてを出すから粋だ。ポットなどに保存すると、粋じゃないのだろう。日本の茶道のようなものかもしれない。

正午ごろ出発。気温31度ぐらいとそれほど暑くない

片側2車線の快適なハイウェイが続くようになり、80キロぐらいで走れる。ただ西ベンガル州に入ると、きょうも速度取り締まりやってた。

名もないバイク修理屋で交換

フロントブレーキの効きがカクカクする。見るともうパッドがなくなっている。

国道沿いに、バイク修理屋を見つけたので、ブレーキパッド交換を依頼。ヒーローホンダのパッド。メーカーは違えどフィット。200でいいと言われた

そして、こないだから音が鳴らなくなったホーンも交換。これも200ルピー。とにかく安い。

それまではホーンの代わりに「ぴーぴぴぴ」と叫んだり、「ウオー!」と叫んでたので、我ながらアホで、叫んでいるうちに笑えてくるのだった。

その後は商店で、蚊取り紙2セット 20を買う。 それにしてもマッチ1箱が1ルピー(1.6円)と異常に安い。マッチひと箱には31本&さきなしが2本入ってた

4年ぶりにシリグリに近づくと、やはり4年前と同じく、アジア系が多い。すぐそこがネパールなので、主にネパール系だろうか。
4年前と違うのは、高架道路が建設中だった。途中までは道が広かったが、市内に近づくとやはりごみごみしている

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これぞThe・インド!なビハールからくると、シリグリは明らかに別世界。

見える山、曇りっぽい晴れ、新しいビルなど、どこか日本的ななつかしさを感じる。

学校の看板の生徒も、どこかアジアが混じった顔立ち

同じ部屋なのに狭く感じる理由

今夜泊るのは、4年前と同じホテルの同じ部屋。Damodar Residency303号室。

だけど4年ぶりに入ると、なぜか部屋が明らかに狭く感じた。

でも一泊の値段が4年前と同じ500ルピーというのは、物価高騰のインドでも奇跡な値段。チェックインの際、父の名、仕事、一人か家族か、などを書かされる。インドはこんなもの。

4年ぶりに来たホテルで同じ部屋なのになぜ狭く感じたのか?そこが気になって、当時撮った写真を見ると・・・・

左が2015年で右が2019年。

なんのことはない。

今回ダブルベッドの位置が手前に移動してあって、

その分スペースが狭くなっただけのことだった。

となりの部屋にはインド人の集団が泊まっていて、うるさい。そういえばインドの安ホテルは、必ず集団で泊まっている。しかもツインルームの一部屋に大の男が4~5人ぐらいで。日本人には理解できないけど。

一人旅のインド人はほとんどいない気がする。ビジネスホテルが普通になってる日本人にとってはきついかもしれない たまには一人旅をしてみろと言いたい。

夜の室温28.8℃。水が軟水なので泡立ちがいい。山に近い。だけど水がかび臭かった

ホットシャワーがないので、ヤザワクッカーで湯を沸かす。

毛布などがとても犬臭い。臭くて気持ち悪いので、何も着ずネイキッドで寝た。それなら服に他人の臭いがつかず、問題ない。

朝 チャイ2杯 20
昼 Maazaパック3個 30
夜 チョーメン(やきそば)30 チキンロールSPL50 ゆでたまご2こ 20 チャイ4杯 40 Maaza160ml 2こ 20
宿 Damodar Residency303号室 500.

走行 106㎞

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