(80)高知へ行く 「赤い国・ケララ州の大都市」

今日は高知へ行く。といっても四国の高知ではなく、ケララのコーチである。

アルファベットだとKochiなので、土佐の高知と同じぜよ。

3月2日

マヘからコーチの国道は、路面自体はちゃんとしてるのだが、交通量が多いわりに片側一車線しかなく、しかも街中を通るので常に混雑しており、とにかく走りづらくてスムーズに進めずいやになる。

救いなのは、ケララ州のGSには、必ず冷水機があるのがうれしい。人間も給油!

そういえばケララではまったく野良牛がいない事に気づいた。野犬も少ない。なので道路も全然うんこくさくないし、運転もカルナータカよりもケララのほうがよっぽど荒いのに、動物のれき死体はよそよりも非常に少なかった。

では牛はどこにいるのかというと、河原や空き地に放牧されている。ヒンズーのエリアでは人も牛も一緒くただが、共産圏ゆえなのか、人間と動物は線引きされている。

見事な真っ赤っかぶりのCPI(M)の事務所。もちろん椅子の色だって赤い(笑)

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共産マルクス主義の赤い旗と、イスラームの緑の旗が共存してはためく。これは珍しい。

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かといって、こちらはキリスト教。

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ふつう国道は一直線につながってるもので、インドだと都市近郊はフリーウェイになってたりするのだが、なぜかケララの国道では、中央政府からの政治的圧力の遠縁なのか、ケララ州を縦断する大動脈なのに、コーチの手前あたりはごちゃごちゃしてわかりずらく、迷ったり、日本の県道のような狭い道を走らされる。

そのうえ工事中の迂回路によって余計に判りづらくなり、大幅に時間がかかってクタクタになってコーチについた。

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ケララとIT

ケララは、インドの中でもITに対する教育やリテラシーが高いのが特徴だと思った

すなわち、既存のソースではなく、自分たちで作り上げようという意欲である。そこが封建的なインドの州とはちがうと思う。

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0509/07/news073.html

それを証拠に、ケララの田舎を結ぶボロボロのバスの看板には、アンドロイドの学校というものがある。アンドロイドのアプリを開発する専門コース。

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コーチは思った以上に近代的な都市だった。外資系のマリオットホテルが見える。コーチ・メトロも建設中で、ケララ州都トリバンドラムを凌ぐ、ケララ最大の都市である

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KOCHI METRO はりまや橋へ通じているのだろうか

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中心部につくと、交差点の歩道では、たくさんの貧民が野宿をしていた。平等を目指すケララとはいえ、インドの他州同様、それなりに貧富の差はある。ただケララは熱帯地方なので作物も取れ、北インドのような過酷な環境ではないので、悲壮感はかんじられない。

コーチ中心部には宿が何軒かあって、泊まったのはExective INN 116号室。700ルピーを500にしてくれたので泊まる。バスルームつき。

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この部屋は汗がでてくるし、非常に蚊が多い。快適なマイソールの気候がなつかしい。1時半ごろ寝るが、おすだけベープを連発してもあとになって隙間から入ってくるし、扇風機を回しても咬まれる時は咬まれるので、かゆくなって途中で目がさめてしまった

走行325km

東南アジアのような町

3日

10時半起床。外に出ると、むわっ~とした暑く湿った夏の空気。

このトロピカルな空気は、シンガポールを思い出した。

Tiffin(キオスク)でコーヒー一杯12ルピー、Tea(チャイ)一杯8ルピー、円盤型の黒い揚げパン一個7ルピーと丸いドーナツ一個7ルピーは、円盤のほうは、中身が黒糖蒸 しパン風でうまい。そういえばここではTeaであって、チャイなんて呼ばない。北インドのチャイ屋とは趣がちがう。これまたシンガポールのホーカーズの コーヒースタンドのような雰囲気。

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今日はたまった日記やPC作業や雑務などをして、夕方からコーチを観光し、明日は走りに専念してコヴァーラムビーチまで走り、そしてついに最南端をめざす。

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夕方、ウェリンドン島へ行く。とにかく人が多い。人人人。

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ケララでは、男女平等推進しているのか、おもちゃ屋や子供服店などでは、女性が売り子をしている。北インドの封建的なところとかだと、男が婦人下着を売ってたりする。
夜はショッピングセンターに入る。ケララは平等を目指す州なのか、あのインドの他の都市のショッピングセンターにあるような、クソショボイくせに中流・上流オンリーの、あの鼻にかかったイヤミな感じがしないのがいい。日本のショッピングセンターのように気軽な雰囲気がいい。

ケララ、いい!ケララ、Good!

走行34km

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なぜかユーチューブでフェイスブックなお店。

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4日

9時半起床。南インドはチェックアウトが24時間制なので、ついつい出発が昼過ぎとかになってしまう。

コチを出発、アレッピーを経由する。

鎌と鎚の赤い舟に乗って、どんぶらこ

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南インドのさらに南部、マイソールやケララは毎日のように夕立が降るようになる。6時ごろ急に曇りだし、急に冷たい風が吹いてきた。これは夕立の合図だ!

しばらくして夕立が降ってきた。雨宿りをしようとすると、すでに軒下にはものすごい人、人、人で埋め尽くされていた。ケララ、人多すぎ( >д<)

しばらく走って民家に行くとスペースが。おじさんが「ここにかけたまえ」と椅子に座らせてくれた。

座って雨がやむのを待つが、ただじっとしてるのは時間がもったいない。おじさんに感謝しつつ、雨の中、先へ進む。

しばらくして食堂を発見したので飛び込む。夕食を食べながら雨上がりを待つことに。メニューがないが、ビーフならあるといわれる。ケララに来ておどろくのは、ヒンズー色もほとんどないのでほかのインドの州とちがって屋台や食堂でも普通に牛肉が食べられること。40ルピーと安いだけあって、牛筋やモツや心臓などが入っているカレーだった。そしてパロタもつける。

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食事が終わるころにはすっかり雨もやんだ。雨宿りできた上に名もない食堂で空腹も満たされ一石二鳥、しかも雨上がりの道路は澱んだ空気を洗い流してくれてさわやかで清涼で気持ちよく、気分まで晴れ晴れしてくる。メリハリが着いて悪くないなと思ったぐらい。ただ雨季になって立て続けに雨が降ると、こんな余裕は一瞬でなくなるけど。

今日は全然進めていないので、夜通し走り続け、ケララ州都であるThiruvananthapuramティルヴァナンタプラム(旧名トリバンドラム)を目指す。この地名、早口言葉か!?そんな覚えにくい地名じゃ観光客がやってこないぞ。なのでここではトリバンと略す。

夜道を独走するのは危険なので、バスの後ろにくっついて70km/hで走っていると、後ろからスクーターに乗ったおばさんが猛烈な勢いで追い越していってあっという間に消えていった。スクーターに乗った女性はゆっくり走ってることが多い中、このカッ飛びおばさん、勇ましすぎる。

それでもバスの後ろにくっついて走り続けていたが、さすがに集中力が途切れたので離脱。トリバンの手前15kmぐらいまで来たので、商店の軒下に野宿。近くではワゴン車の陰で、仕事前であろうスタッフ3人が野宿していた。

インドでは貧民はもとい、普通の庶民でも、あたりまえのように野宿をしている。インドは野宿超大国だ。1時半寝る。

走行255km

海辺にたたずむ謎の女の像。さすが自由なる南インド。

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謎すぎる力士。といってもモチーフは、いうまでもなくあの小錦。ひざのテーピングまで再現!

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力士と赤いTマークの日本コンビ。

それにしても白く光る小錦は、まるでガルーダみたいや(笑)

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